IoT電源監視システム

同軸ケーブルで整備されたCATV網では、電源供給器が故障や障害によって電源供給が出来なくなったとき、接続されている増幅器は電源断となり放送がストップしてしまいます。

本システムは、SIGFOX(LPWA:低電力広域無線通信)とセンサ機器を利用して、PS(電源供給器)の簡易的な監視を行うシステムです。

CATV網で使用されているAC20~30V、AC40~60Vの両方の電圧に対応しています。電源供給が無くなった時、あるいは電源が復旧した時にSIGFOX通信にて通知が可能です。

機器の個別IDと設置場所を関連付けることで、どこの電源機器が原因となったかを判断できます。既存の電源装置に後付け可能で、定期死活監視や電源断時の通知が可能となります

導入メリット

  • メール通知により遠隔地でも電源断を知ることが可能です。
    (1日1回の端末死活監視メールと異常時のメール)
  • 消費電力は僅かなためメンテナンスフリーです。
    (内部バッテリーで5年程度はもちます)
  • KCCS様のインフラ設備を利用しますので、すぐにサービスイン できます。
    (仕様によりカスタマイズが必要になる場合があります)
  • ランニング費用が安価です。
    (1端末あたり 数百円/月 程度)

導入事例

公益財団法人京阪神ケーブルビジョン様にて、CATV用電源供給器の監視システムとして採用いただいております。